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PS401に搭載されているコンポーネントの詳細解説

VENETOR(ヴェネター)は、パッシブスピーカーの新製品「PS401」を発表いたしました。

PS401は、VENETORが磨き上げてきたテクノロジーと、厳選されたコンポーネントを惜しみなく投入したパッシブスピーカーです。
本記事では、その中でもコンポーネントに関するこだわりを詳しく解説します。

コンポーネント

①Purifi USHINDI 4インチウーファー

Purifi製 USHINDI 4インチウーファーを採用。
大振幅時でも歪みを極限まで抑え込むべく、モーターの力係数を振幅全域でフラット化する可変ピッチボイスコイルや、振動面積の変化を排除する専用サスペンションなど、特許技術を惜しみなく投入したモデルです。

±8.8mmというクラスを超えたストロークと38Hzの低い共振周波数により、4インチという口径からは想像できない、大型ウーファーに匹敵する解像度とエネルギーを発揮します。

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USHINDI 4-inch Woofer

②Symmetrical Dual Passive Radiators

低域の再生を担うのは、ウーファーと同じPurifi NeutralSurroundサスペンションを採用した、4インチ・パッシブラジエーター。
ウーファーと完全にマッチングした振動板・エッジの構成により、サラウンド放射歪み(SRD)を排除。
長いリニアストロークと、28mmの振幅でも実効面積が一定に保たれる設計で、乱流ノイズや風切り音を一切発生させません。

さらに、このラジエーターを左右対向に2基配置し、互いの振動を打ち消し合う独自の「フォースキャンセリング構造」を採用。
極めて高剛性なアルミキャビネットと相まって、共振周波数24Hzの深いチューニングと追加マスによる調整自由度を生かした、付帯音のない純粋な低域を空間に放ちます。

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Purifi 4-inch passive radiator

③High-End AMT Tweeter

高域には、極めて薄いプリーツ状の振動板が空気を押し出すAMTツィーターを採用。
通常のドーム型とは比較にならない表面積と軽量さを誇り、30kHzに至るまで緻密で空気感に富んだ高域を再生。スピード感と解像度を極限まで高めています。
ウーファーのハイスピードな挙動に完璧に追従し、位相の乱れを感じさせないシームレスなつながりを実現しました。

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AMT Tweeter

④ハイエンドパーツを投入したクロスオーバーネットワーク

信号の振り分けを担うのは、PCやDSPに依存せず、あらゆる環境で本領を発揮するオーソドックスなアナログネットワーク。
その中身には、米ERSE社のハイエンドパーツを惜しみなく投入しました。

中低域には空芯コイル(Air Core Inductor)を採用。
磁性体を持たないため磁気飽和による濁りが原理的に発生せず、大電流が流れるピーク時でも滲みのないクリアな中低域を維持します。

高域には、同社フラッグシップのプレミアム・ポリプロピレンフィルムコンデンサー「S-Cap」を配置。
優れたパルス応答特性が、AMTツィーターの解像度を余すところなく引き出します。

さらに、各パーツと基板の間には防振材「α-GEL」を挟み込み、直接接触を避けたフローティング構造としました。
大音圧下で発生する部品自体の微細な機械的ノイズや共振までも抑制し、静寂の中から音が立ち上がる圧倒的なS/N感を実現しています。

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Network elements

⑤10mm厚アルミパネルによる「さねはぎ接合」

キャビネットを構成するのは、極めて高い剛性を誇る10mm厚のアルミパネル。
その接合には、日本の木工な伝統技法である「さねはぎ(溝付き接合)」をアルミ加工に応用しました。パネル同士を溝で強固に噛み合わせることで、最小限のボルト数でありながら、一体成形に近い圧倒的な剛性を実現しています。

この構造は、意匠の面でも大きな意味を持ちます。
正面や側面からボルトが一切見えない、シームレスで未来的な佇まい。
剛性のための構造が、そのまま造形の美しさへと直結しています。

木製では到達し得ない薄さと強度の両立は、内部容積を最大限に確保しながら定在波をコントロールすることを可能にしました。
このサイズからは想像できないスケールの大きな音場は、この筐体があってこそ描き出されるものです。

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ボルトの見えないキャビネット

⑥キャビネット内での徹底した振動・共振制御

高い剛性を誇るアルミですが、その一方で金属特有の「鳴き」を宿す素材でもあります。これを完全に排除するため、パネル内側には多層構造による徹底した制振・吸音処理を施しました。

一層目は、金属の共振に高い効果を発揮する制振材「REAL SCHILD(レアルシルト)」
パネルの微細な共振を熱エネルギーへと変換し、音の濁りを発生源から断ち切ります。

その上に積層するのが、高性能吸音材「カームフレックスFR-2」
エンクロージャー内部で行き場を失った反射音を吸い込み、澄み渡るような「音響的な静寂」を創出します。

剛性で受け止め、制振で消し、吸音で整える。この三段構えが、余分な響きを一切許さない筐体を成立させています。

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Calmflex FR-2(左)・Real Schild(右)

⑦自動車と同じ塗装・ビスポークペイント

仕上げの工程は、オーディオ機器の枠を超え、自動車塗装専用のクリーンルームで行われます。
過酷な環境にさらされる高級車と同じ塗装工程を経ることで、長年の使用でも劣化しにくい圧倒的な表面硬度と保護性能を実現しました。
塵ひとつない環境で熟練の職人が吹き付け、焼き上げる2液塗装は、その美しさだけでなく、一生モノとして使い続けるに相応しい堅牢性を備えています。

そして外観においても、オーナーの美意識を完璧に反映させる
「Bespoke(ビスポーク)」プログラムをご用意しました。
ソリッドカラーからメタリック、パールに至るまで、自動車塗料ならではの多彩な表現力の中から、あなただけの一台を仕立て上げることができます。

最後に

今回は、VENETORの新製品となるパッシブスピーカー「PS401」の、こだわり抜いたコンポーネントについて解説しました。

ただ優れたマテリアルを寄せ集めるだけでなく、それぞれの力を最大限まで引き出すこと。それこそがPS401を作り上げる上での使命でした。
世界中のオーディオファイルが羨望するコンポーネントを採用したPS401は、その大きさからは到底想像できないほどの迫力と解像度を誇ります。

次回は、PS401に搭載されているテクノロジーについて解説いたします。

最大1ヶ月間、お試しください

ご自宅やオフィスなど、実際にお使いになる環境で、PS401の真価をご体感いただけます。
お手持ちのアンプとの相性、お部屋での低域の出方、普段お聴きになる音源での印象。
納得のいくまでお確かめください。

*有償となります:¥10,000 (キャッシュバック特典あり)

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ご購入・ご相談について

VENETORでは、お客様一人ひとりの環境に合わせたご提案をいたしております。アンプとの組み合わせ、設置スペース、既存システムへの導入など、ご検討段階でのご相談も歓迎いたします。在庫状況やカラーオーダーについても、こちらより承ります。

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主な仕様

タイプ詳細
型式2ウェイ・パッシブ スタンドマウント/ブックシェルフスピーカー(専用スタンド有)
ドライバーPurifi 4インチ USHINDIウーファー ×1
対向配置パッシブラジエーター ×2
AMTツィーター ×1
周波数特性40Hz – 30kHz
歪率200Hz – 20kHz:0.3%/100Hz – 20kHz:1.0%
能率84dB
外形寸法H240 × W160 × D250 mm
質量9kg(1台)
材質パネル:10mm切削アルミニウム
内部:Real Schild、Calmflex FR-2
価格¥1,320,000(税込)【ペア】
発売日2026年8月1日

株式会社ヴェネターサウンド

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